【欅坂46】8thシングル『黒い羊』初解禁!その感想を述べてみる。
こんばんは。Shiiです。
先日1月21日(月)に欅坂46の8thシングル表題曲『黒い羊』が初解禁されました。今回の曲もメッセージ性が強くさすが欅という感じでしたね。
そもそも『黒い羊』とは
まず初めにご存知の方もいるかもしれませんが、黒い羊について簡単に説明してます。
黒い羊とは一言で表すと『厄介者』を意味します。由来としては羊の毛を売る羊飼いにとってごくまれに生まれる黒い羊の毛は白い羊の毛と比べ染色できないという点で劣っているため買いたたかれることが多く、黒い羊は『厄介者』と意味されるようになりました。
心理学では『黒い羊効果』という考え方があります。グループ内の好意的なメンバーをより積極的に評価し、嫌いなメンバーをより積極的に否定するという傾向のことです。
欅坂46における『黒い羊』の意味とは
黒い羊の歌詞からパッと思いつくことは1月現在休養中の欅坂46センター平手友梨奈を怪我をしていてグループに迷惑をかけている厄介者、すなわち黒い羊だと考えることだと思います。ただ気を付けて欲しいのは平手がグループから黒い羊だと思われているのではなく、平手自身がまるで黒い羊のようだとしているということです。そしてそんな自分のことなど気にせず、それぞれ自分の考えを大事にして前に進んでほしいというメッセージが浮かび上がってきます。
私が最も気になる一節
私が気になる一節があります。それはサビの「目配せしている仲間には僕は厄介者でしかない」という部分です。「仲間から自分を厄介者と思われていると考えるというのはどういう関係性なのか」と思ったことから始まりました。仲間同士なんだからそんな自分を卑下するなよ、と。
まずは仲間の意味について考えてみます。厳密仲間の意味としては,
デジタル大辞泉
一緒に物事をする間柄。また、その人。
でした。この意味をそのまま受け入れれば何も問題ありません。ただ私としてはこの曲調から「仲間」という言葉は「心を合わせて何かに取り組む人たち」という解釈をしたいと思いました。そう考えた時に、私の意見としては歌詞の流れからして「僕」とその「僕」の気持ちを理解していない周りの人との関係は敵対関係に近いんじゃないかと感じたので「仲間」ではなくて「奴ら」がいいんじゃないかと思いました。じゃあなぜ、「奴ら」じゃなくて「仲間」なのか。それは「奴ら」だと突き放すイメージが強すぎるから、そして「仲間」という言葉を使うことで「僕」がグループに対して、歩み寄りだったり、想いがにじみ出るからだと思いました。大事な仲間だと思っているからこそ、自分を厄介者としているという関係性を表現したかったのだと思います。
そしてこの「僕」は平手だと言われています。そう考えるとこの曲が伝えたいメッセージが平手の欅坂46への想いだと捉えるとまた『黒い羊』の曲の感じ方に深みが出てきます。どこか泣けてきますね。
もう一つの『黒い羊』
私は正直、この曲は欅坂46の卒業生も無関係ではないと思っています。今となっては卒業して同じグループではないですが、グループにいた時のグループ内の葛藤として捉えても意味は通じると思います。本当はどんな理由で卒業したのかはメンバーにしかわかりませんが、もしそこにネガティブな理由があったとしてもみな1人1人が自分の想いを突き通した結果であるのだから気にするな、ぐらいの作詞者のメッセージがあるのかもしれません。
まとめ
『黒い羊』は聴けば聴くほどいろんなことを考えてしまい、そしていろんな感情が湧き上がってきます。そして歌詞を読めば読むほどわからなくなります。途中自分でも何書いてるのかわからなくなっています(笑)どんな時に聴くかで解釈が変わってくるのでしょう。とにかく発売が楽しみでもありますし、どんなパフォーマンスになるのかも気になります。あと1ヵ月気長に待ちたいと思います。それでは!
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